「元号関連」が8位にランクイン、新元号発表接近で“記念消費”にも関心<注目テーマ>

特集
2019年3月20日 12時20分

★人気テーマ・ベスト10

1 5G

2 サイバーセキュリティ

3 バイオテクノロジー関連

4 キャッシュレス決済

5 がん免疫療法

6 人工知能

7 防衛

8 元号関連

9 半導体

10 量子コンピューター

みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「元号関連」が8位にランクインしている。

平成の次の新元号が発表される4月1日がいよいよ迫ってきた。この発表から、実際に皇太子さまが新天皇陛下に即位され新元号を公布される5月1日に向けて、“新元号フィーバー”となり、さまざまな分野での消費拡大に拍車が掛かりそうだ。この改元に伴い、新元号の記載が必要となる印刷物の更新や、コンピューターシステムの改修など直接的な特需に加え、国民的な慶祝ムードの盛り上がりが想定されるなかでの“記念消費”的な関連需要の高まりにも期待が寄せられている。

関連銘柄としては、改元に伴う書類などの更新需要が見込める印刷関連の凸版印刷<7911>、大日本印刷<7912>、共同印刷<7914>、光村印刷<7916>、共立印刷<7838>、野崎印刷紙業<7919>、図書印刷<7913>などがある。一方で、紙幣や硬貨に刻印する元号の変更などに伴い、通貨を認識するメカニズムの改修需要で恩恵が想定される日本金銭機械<6418>、グローリー<6457>、ムサシ<7521>にも注目したい。

また、IT・ソフトウェア産業でも「平成」から次の元号への改元に伴う需要が見込めそうだ。業務・組み込みソフト開発を手掛ける独立系SI会社のシステナ<2317>、クレジットカードなど金融系に強みを発揮するTIS<3626>、小売向けや地方銀行向けのITコンサルティング、システム構築などが好調のフューチャー<4722>、中小企業向けERPパッケージ「奉行シリーズ」を手掛けるオービックビジネスコンサルタント<4733>、請求書の印字など情報処理、発送作業の受託を手掛け、改元に伴いビジネスフォーム受注の増加が期待されるカワセコンピュータサプライ<7851>などにもビジネスチャンスが広がりそうだ。

更に、新元号に対する“あやかり婚ブーム”の到来が予想されるブライダル関連では、テイクアンドギヴ・ニーズ<4331>、IBJ<6071>、アイ・ケイ・ケイ<2198>、ワタベウェディング<4696>なども追い風が見込まれる。一方、記念イベント関連では、広告大手の電通<4324>、博報堂DYホールディングス<2433>のほか、ディスプレー業界大手の乃村工芸社<9716>、丹青社<9743>にも恩恵が及びそうだ。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.