日揮が大幅高で4日続伸、21年3月期最終94%増益予想を好感
日揮ホールディングス<1963>大幅高で4日続伸と気を吐いている。同社が19日取引終了後に発表した、21年3月期の最終利益予想が前期比94%増の80億円となる見通しとしたことが評価材料となっている。20年3月期については原油価格暴落の影響による顧客の投資判断の遅れが業績に反映され、最終利益は83%減と落ち込んだが、今期は原油価格が回復に転じるとの前提で、製油所やLNGプラントの案件が収益を押し上げる見通し。前期実績については株価に織り込みが進んでいたこともあって、目先は空売りの買い戻しなども加わり、株価に浮揚力が働いている。
最終更新日:2020年05月20日 09時12分