イチネンホールディングス---2021年3月期業績予想を発表、売上高は前年度比11.4%増

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2020年7月9日 16時44分

イチネンホールディングス<9619>は8日、従来未定としていた2021年3月期の業績予想について発表した。

第2四半期(累計)の連結業績予想は、売上高が前年同期比13.5%増の520億円、営業利益が同27.9減の25.0億円、経常利益が同28.2%減の25.3億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同28.7%減の15.4億円を見込む。

通期の連結業績予想は、前連結会計年度に新たに連結子会社となったアクセスと浅間製作所の業績が通年で寄与するため、売上高が前連結会計年度期比11.4%増の1,100億円、営業利益が同27.3%減の50.0億円、経常利益が同28.9%減の49.4億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同33.1%減の29.6億円を見込む。

自動車リース関連事業は、中古車相場の低迷によりリース満了車の処分価格並びに他社から仕入れた中古車の販売価格が計画を下回っている一方で、燃料給油カード事業が仕入価格の下落により好調に推移している。

ケミカル事業は、各種展示会の中止による販売機会の減少や、顧客の業界における製造設備の稼働低迷に伴い、燃料添加剤等の各種ケミカル製品の販売減少を見込む。

パーキング事業は、外出自粛や商業施設の営業自粛等による影響を大きく受け、売上・利益が大きく減少しているが、緊急事態宣言の解除に伴い駐車場の稼働が回復傾向にあることや、各種の原価低減策の効果から、緩やかな回復を見込む。

機械工具販売事業は、各種展示会の中止による販売機会の減少や、顧客の生産活動の低迷等に伴う製品・商品の販売減少を見込む。

合成樹脂事業は、主力のアミューズメント事業において、遊技機の改正規則による現行基準機の撤去期限が新型コロナウイルスの影響により延長されたことに伴い、遊技機部品の販売も大きく減少する見込み。

《ST》

提供:フィスコ

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