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2017年9月14日 15時24分
【注目】 話題株ピックアップ【夕刊】(2):国際石開帝石、パナソニック、石川製

■国際石油開発帝石 <1605>  1,078.5円  +9 円 (+0.8%)  本日終値
 石油関連株が高い。国際石油開発帝石<1605>や石油資源開発<1662>、JXTGホールディングス<5020>が値を上げた。13日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近10月物が前日比1.07ドル高の1バレル49.30ドルに上昇。13日に国際エネルギー機関(IEA)が発表した月報では、原油生産が減少する一方、欧州などの原油需要の拡大見通しが示されたことを受け、需給改善見通しが強まりWTI価格は上昇している。

■パナソニック <6752>  1,611円  +4.5 円 (+0.3%)  本日終値
 パナソニック<6752>が4日続伸。週初に5日・25日移動平均線のゴールデンクロスを示現、その後は5日移動平均線を足場に一気に上値追いが加速した。時価総額4兆円近い同社株が連日マドを開けて大陽線を続けるのは稀有なケースといえる。世界的に電気自動車(EV)へのシフトが続くなか、12日に独フランクフルトで開幕した国際自動車ショーでは、フォルクスワーゲンが全車種にEVもしくはハイブリッド車のモデルを用意することを表明、一部メディアを通じ2025年には世界で約300万台のEVを販売するとの方針も伝わっている。一方、18年を境にZEV規制が強化される方向にある米国で、その象徴株となっているのがEVと電力貯蔵用バッテリーパックの製造販売を行うテスラモーターズだ。パナソニックはこのテスラ向けに2次電池を供給している。年初にはテスラと共同で米ネバダ州に世界最大のリチウムイオン電池生産工場「ギガファクトリー」を立ち上げており、今後の展開力に期待が高まっている。

■田中化学研究所 <4080>  2,168円  -232 円 (-9.7%)  本日終値
 13日、東証と日証金が田中化学研究所 <4080> [JQ]について14日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施すると発表したことが売り材料。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。信用規制による人気離散を警戒した売りが向かった。

■日本電産 <6594>  13,490円  -170 円 (-1.2%)  本日終値
 日本電産<6594>売り買い交錯も底堅い展開。前日まで5連騰と大きく値を飛ばしており、きょうは利益確定売り圧力も顕在化しているが、押し目買い意欲は強い。環境規制の高まりを背景とした世界的な電気自動車(EV)シフトが続いているが、14日付の日本経済新聞が、フォルクスワーゲン(VW)が2025年に世界で約300万台の電気自動車(EV)を販売し、そのうち中国で150万台を販売する計画にあると報じており、EVシフトの動きが加速するとの思惑が関連銘柄の株価にポジティブに働いている。そのなか、同社は車載向け精密モーターを手掛け、EV向け駆動用モーターにも本格参入する構えにあることで、関連最右翼の一社とみられている。

■キーエンス <6861>  59,300円  -480 円 (-0.8%)  本日終値
 キーエンス<6861>は一時6万円乗せ。1月に1対2の株式分割を実施しているが、実質連日の上場来高値となった。前日まで6日続伸していただけに、買い一巡後は売りに押されたが年初からの上昇率は約5割に達している。外国人を含む国内外の機関投資家が着実な買いを入れているとみられる。工場生産の自動化(FA)機器用のセンサー需要などが好調で、中国やアジア向けを中心に受注は拡大している。市場には18年3月期、19年3月期ともに実質2ケタ増益で最高益更新が続くとの予想が出ている。

■ダイニック <3551>  284円  +80 円 (+39.2%) ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率トップ
 ダイニック<3551>が商い急増でストップ高と異彩人気となった。アップルの新製品発表会を契機に有機EL関連株が軒並み人気化するなか、中小型の値の軽い銘柄群に短期資金が集結している。そのなか時価総額120億円前後の同社株は格好の物色対象となったかたちだ。有機EL市場は2030年に5兆円近い巨大マーケットに膨らむとも試算されており、市場の急成長に伴い同社が製造する有機EL向け高性能水分除去シートの需要拡大が見込めるとの思惑が買い人気に火をつけた。

■石井表記 <6336>  1,342円  +295 円 (+28.2%) 一時ストップ高   本日終値
 13日、石井表記 <6336> [東証2]が18年1月期の連結経常利益を従来予想の7.6億円→10.6億円に37.8%上方修正。増益率が84.9%増→2.5倍に拡大する見通しとなったことが買い材料視された。1月に獲得した液晶パネルメーカー向けインクジェットコーターの大口受注分の出荷に加え、プリント基板製造装置の受注が想定より伸びることが収益を押し上げる。併せて発表した上期(2-7月)の同利益は前年同期比5.6倍の6.1億円に急拡大し、従来予想の4.1億円を上回って着地した。

■メディアシーク <4824>  491円  +80 円 (+19.5%) ストップ高   本日終値
 メディアシーク<4824>がストップ高まで買われた。同社はきょう、世界中で研究開発が進められているBrainTech(脳神経科学)を活用した新たなソリューションサービスの提供を開始したと発表。これが刺激材料となったようだ。同社は、スマートフォン連動型の各種センサーデバイスなどを活用し、国内市場向けに、脳波や思考に連動して動作する各種アプリケーションを提供するとしている。

■石川製作所 <6208>  2,266円  +197 円 (+9.5%)  本日終値  東証1部 上昇率5位
 石川製作所<6208>が急騰で一時2500円台に乗せ、9月6日につけた年初来高値2560円を視界にとらえているほか、豊和工業<6203>、細谷火工<4274>などが大幅高、技研興業<9764>と阿波製紙<3896>は一時値幅制限いっぱいに買われるなど防衛関連の一角が値を飛ばした。北朝鮮が国連安保理の新たな制裁決議に絡み反発、日本に対し核爆弾の脅威を示唆する声明を出したことが伝わり、これが関連株を改めて刺激する格好となった。

■大盛工業 <1844>  187円  +15 円 (+8.7%)  本日終値
 13日、大盛工業 <1844> [東証2]が17年7月期の連結最終損益を従来予想の1億0400万円の赤字→3400万円の黒字(前の期非連結は1億3300万円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなったことが買い材料視された。予定していた下水道管の開削工事が利益率の高い特殊推進工事に設計変更となったほか、工事期間が大幅延長になった案件の経費が変更増額となったことが寄与。不動産賃貸収入の増加や完成工事補償引当金等の戻入れに加え、法人税等調整額を計上したことも利益を押し上げた。

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