「水素」関連がランキング急上昇、「水素基本戦略」決定で関心高まる<注目テーマ>

特集
2017年12月27日 12時20分

★人気テーマ・ベスト10

1 全固体電池

2 人工知能

3 量子コンピューター

4 仮想通貨

5 電気自動車関連

6 ロボット

7 IoT

8 5G

9 リチウムイオン電池

10 半導体製造装置

みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、26日から「水素」が急上昇し、この日は11位となっている。

政府は26日、首相官邸で開催された関係閣僚会議で、エネルギー源としての水素の普及に向けた「水素基本戦略」を決定した。同戦略は2050年を視野に入れたビジョンと30年までの行動計画から成り、30年までに水素発電を商用化するほか、同じく30年までに水素で走る燃料電池車を80万台、バスを1200台、フォークリフトを1万台普及させる方針という。また、水素ステーションを20年度までに160カ所、25年度までに320カ所を整備するとともに、20年代後半までに補助金なしによるステーション事業の自立化を目指すとしており、規制改革、技術開発、官民協同による水素ステーションの戦略的整備を三位一体で推進するとしている。

これを受けて26日には水素関連の岩谷産業<8088>が堅調な推移となったほか、関連銘柄のなかでも材料性の強い山王<3441>や沢藤電機<6901>、宮入バルブ製作所<6495>などが急上昇。また、水素ステーションに関連して三菱化工機<6331>、加地テック<6391>などにも買いが集まった。27日には落ち着きを取り戻しているものの、山王など一部の関連銘柄には引き続き買いが入っており、同テーマに対する関心の強さがうかがえる。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.