アイスタディ---カイカと資本業務提携を発表
アイスタディ<2345>は、法人の人材育成向け学習管理システムを提供。IT資格取得用eラーニング学習ソフトウエアや日本オラクル・日本IBMの認定研修も手掛ける。法人向けビデオソリューションやビデオ収録・配信スタジオのサービスを開始。
同社は29日、カイカ<2315>と資本業務提携を締結したと発表した。
アイスタディは「LMS事業」と「研修サービス事業」の2つの事業を柱としているが、今後第3の柱として、人材総合ビジネスに注力していく。特にAIやビッグデータなど、第4次産業革命に必要となる人材の育成から斡旋まで、クライアント企業における人材をトータルで提供することを目指す。
一方、カイカは40年以上にわたり金融業をはじめとしたシステム開発の実績を有している。現在はフィンテック関連ビジネスに注力をしており、ブロックチェーン技術とAIに注目し、様々な取り組みを行っている。
両社は、ブロックチェーン技術を利用した人材総合ビジネス構想に合意したため、カイカがアイスタディの株式の一部を取得するに至った。
今後は、人材総合ビジネスに関するソフトウェアの共同開発及び共同研究、両社の営業基盤を活用した営業促進の連携、新規製品の共同マーケティングの実施などを行っていく。
eラーニング学習ソフトウエアは伸び悩み。しかし、法人向け学習管理システムで新規受注が拡大。ビデオ収録・配信スタジオサービスは計画線での推移。17.12期は4期ぶりの黒字へ。収益改善期待で株価は戻りを試す。
《MW》
提供:フィスコ