明日注目すべき【好決算】銘柄 マルマエ、ラクトJ、東武住販 (5日大引け後 発表分)

注目
2018年1月8日 11時00分

5日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

マルマエ <6264> [東証M]  ★9-11月期(1Q)経常は2.8倍増益で着地

◆18年8月期第1四半期(9-11月)の経常利益(非連結)は前年同期比2.8倍の3.1億円に急拡大して着地。全四半期ベースの過去最高益を4四半期連続で更新した。旺盛な半導体需要を追い風に、半導体製造装置の部品加工の受注が大きく伸びたほか、FPD装置関連も有機ELや大型液晶パネル向けに拡大し、69.1%の大幅増収を達成したことが寄与。

ラクトJ <3139>   ★前期最高益予想を24%上乗せ

◆17年11月期の連結経常利益を従来予想の20.2億円→25億円に23.8%上方修正。増益率が40.9%増→74.3%増に拡大し、従来の4期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。前期業績の上方修正は昨年7月に続き、2回目。国産の乳原料不足を背景に、輸入乳原料の販売が想定以上に伸びたことが寄与。アジア事業の業績好調に加え、円安進行で為替差益が増加したことも利益を押し上げた。

東武住販 <3297> [JQ]  ★上期経常を一転8%増益に上方修正

◆18年5月期上期(6-11月)の経常利益(非連結)を従来予想の2.9億円→3.3億円に16.2%上方修正。従来の6.8%減益予想から一転して8.4%増益見通しとなった。自社不動産の販売件数が想定より伸び、売上が計画を11.4%も上回ったことが利益を押し上げた。

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