新興市場銘柄ダイジェスト:、カルナバイオがストップ高、ブランジスタは昨年来高値更新

材料
2018年1月9日 15時15分

<4572> カルナバイオ 1419 +300

ストップ高。同社がカナダのシエラ・オンコロジーに導出したCDC7キナーゼ阻害薬の特許出願(新規フラノン誘導体)に関し、日本における特許が成立したと発表している。既に日本において特許登録されているCDC7キナーゼ阻害薬の特許の関連特許となる。

<2702> マクドナルド 4980 +10

小幅反発。1月5日に発表した12月既存店売上高は前年同月比8.0%増(11月は同13.1%増)だった。増収は25カ月連続。増収率は9月、10月と同様に1ケタ台となったが、8月頃まで急ピッチの業績回復が続いていたため、伸び鈍化もある程度織り込み済みのようだ。客数は同3.7%増(同5.6%増)、客単価は同4.2%増(同7.1%増)だった。なお、全店売上高は同7.8%増(同12.9%増)となった。

<6324> ハーモニック 7420 +90

売り先行もプラス転換。公募による新株式発行(156万6100株)、自己株式の処分(310万株)及び株式売出し(140万株)を実施すると発表している(オーバーアロットメントによる売出しが33万3900株)。また、ナブテスコ<6268>を割当先として第1回新株予約権を発行する(潜在株式数は126万1900株)。最大で約400億円を調達し、生産能力増強に向けた設備投資や研究開発、短期借入金の返済等に充当する。

<6176> ブランジスタ 2571 +500

ストップ高で昨年来高値更新。連結子会社のブランジスタゲームが運営する3Dクレーンゲーム「神の手」のスマートフォン向けアプリが「App Store」全アプリのなかで1位となり、150万ダウンロードを突破したと発表している。年末年始にテレビCMの全国放送を開始したことに加え、様々なコンテンツとのコラボによる景品企画や企業とのタイアップによる景品企画を実施していることも寄与し、利用者数の増加が続いているという。

<2782> セリア 7130 -80

マイナス転換。12月の月次売上高(前年比)を発表している。既存店では前年比横ばい(11月は同2.0%増)となった。客数は同0.5%増(同1.8%増)、客単価は同0.5%減(同0.1%増)だった。12月末の直営店舗数は1449で、12月中の出店が12、退店が0。全社売上高は同8.8%増(同10.6%増)となった。株価は朝方に一時7390円まで上昇したが、発表前に期待が先行していただけに、目先の材料出尽くし感から売りが出たようだ。

<2789> カルラ 549 -40

急反落。17年3-11月期(第3四半期累計)決算を発表している。売上高は前年同期比0.5%減の60.78億円、営業利益は同17.7%減の1.76億円で着地した。18年2月期の通期業績については、営業利益で前期比30.5%増の2.39億円とする従来予想を据え置いている。しかし、第3四半期まで2ケタ営業減益で推移していることが嫌気されたようだ。

<2454> オールアバウト 1426 +220

大幅に3日続伸。野村證券がレーティング「Buy」、目標株価1710円でカバレッジを開始している。営業利益は18年3月期から20年3月期に年率平均39.2%増と大幅に拡大すると予想。(1)信頼性の高いメディアの広告単価が上昇している点、(2)有償サンプリング型EC事業が高成長を継続する点、(3)日本テレビ放送網との連携によるSNS上での動画配信による広告収入拡大が見込まれる点、の3つを主因に挙げている。

《DM》

提供:フィスコ

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