システムインテグレータ---3Qは営業利益が124.6%増、ERP事業の販売が拡大

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2018年1月11日 18時01分

システムインテグレータ<3826>は10日、2018年2月期第3四半期(2017年3-11月)決算を発表した。売上高が前年同期比0.7%減の22.43億円、営業利益が同124.6%増の2.53億円、経常利益が同121.1%増の2.54億円、四半期純利益が同153.8%増の1.76億円だった。

Object Browser事業では、データベース開発支援ツール「SI Object Browser」最新版がクラウドで利用しやすいフリーのデータベースPostgreSQLへの対応を充実させている。

プロジェクト管理パッケージ「SI Object Browser PM」は、発売以来着実に売上を伸ばして導入企業実績は150社を超えた。市場の大きな製造業への導入実績も増えている。

アプリケーション設計ツール「SI Object Browser Designer」は、生産性を高めるツールとして注目され、徐々に販売を拡大している。

これらの製品の保守サポートは、ストック型ビジネスとして安定した事業収益をあげている。

EC・オムニチャネル事業では、日本初のECサイト構築パッケージ「SI Web Shopping」が事業規模も順調に推移してきており、着実に利益を上げることを重視した事業展開を行っている。

ERP事業では、Web-ERPパッケージ「GRANDIT」が、主に製造業向けの販売・受注が拡大している。さらに、自社開発パッケージ「SI Object Browser PM」との組合せにより、IT企業への導入事例も増えている。

また、「GRANDIT」と「SI Object Browser PM」もアマゾンウェブサービスのクラウドに移行し、その構築・運用ノウハウをベースに顧客に提案して、数社の稼働事例につながっている。

こうした取り組みの結果、コンソーシアム14社のうち販売実績ナンバー1の企業に与えられる「GRANDIT AWARD 2016Prime Partner of the Year」を受賞している。

2018年2月期通期の業績については、売上高が前期比19.6%増の38.00億円、営業利益が同105.4%増の4.50億円、経常利益が同103.4%増の4.53億円、当期純利益が同106.1%増の2.83億円とする期初計画を据え置いている。

《MW》

提供:フィスコ

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