ソフト99コーポレーション---3Qも増収・2ケタ増益、各事業部門が好調に推移

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2018年2月1日 11時09分

ソフト99コーポレーション<4464>は31日、2018年3月期第3四半期(2017年4-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比5.6%増の179.97億円、営業利益が22.8%増の22.89億円、経常利益が同20.7%増の24.23億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同19.8%増の16.32億円と増収・2ケタ増益となった。

セグメント別では、ファインケミカルの売上高は前年同期比7.2%増の90.20億円、営業利益は同16.4%増の12.41億円となった。一般消費者向け製品販売においては小売店でのサービス強化の方針に沿った製品提案が奏功し、好調に推移、一般消費者向け製品販売全体で前年を上回った。業務用製品販売においても輸入車を中心にディーラーに向けた販売が進み前期を上回った。また海外向け販売においては主力の中国、ロシア向けの販売が伸長したことやEU市場向けにボディケア製品の出荷が増加したことなどにより前期を上回った。

ポーラスマテリアルの売上高は前年同期比7.5%増の41.24億円、営業利益が同28.3%増の6.92億円となった。産業資材部門の国内向け販売は、半導体関連の設備投資増強を受け半導体製造装置メーカー向けに洗浄用部材の販売が増加し、前期を上回った。海外向け販売も米国及び韓国のメーカーを中心に需要が増加し、前期を上回った。生活資材部門の国内向け販売は、家庭用吸水製品の販売が好調であったが、海外向け製品優先の生産となったことでほぼ前期並みとなった。海外向け販売は米国において船舶やペット用など幅広い用途で使用が拡大し、前期を上回った。

サービスの売上高は前年同期比1.5%増の37.73億円、営業利益は同120.4%増の1.55億円となった。自動車整備・鈑金事業、自動車教習事業は前期を上回ったが、生活分野の生活用品企画販売事業は前期を下回った。

不動産関連事業部門の売上高は前年同期比0.8%増の10.78億円、営業利益は7.9%増の1.94億円となった。不動産賃貸事業、介護予防支援事業は前期を上回り、温浴事業は前期を下回った。

2018年3月期通期の連結業績については、売上高が前期比2.6%増の229.50億円、営業利益が同11.6%増の27.00億円、経常利益が同9.7%増の28.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同6.1%増の19.00億円とする2017年10月に上方修正した業績予想を据え置いている。

《MW》

提供:フィスコ

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