電算システム---3Qは営業利益が15.3%増、情報サービス事業の売上が伸長し増収増益

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2018年2月2日 16時39分

電算システム<3630>は30日、2017年12月期連結決算を発表した。売上高が前期比10.5%増の335.45億円、営業利益が同15.3%増の12.97億円、経常利益が同15.5%増の13.36億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同12.2%増の8.21億円となった。

セグメント別の概況は、情報サービス事業のSI・ソフト開発は、G Suite及びその周辺サービスが順調に推移したことや、Googleマップ事業を主力としたゴーガを前第4四半期より新たに連結の範囲に含めたことにより、グーグル製品をはじめとしたクラウド関連サービスの売上が順調に推移した。また、クラウド型デジタルサイネージ販売、人事給与システム販売などにより大幅に売上が伸長した。商品販売は、介護事業所向けシステム販売、大手ゼネコン向け機器販売、地方自治体向けのシステム機器導入などにより売上が伸長した。情報処理サービスは、既存の請求書作成代行や、当期より新たにサービスを開始した「郵便局のみまもりサービス」などのデータ処理サービスが順調に推移したものの、エネルギー業界向け処理サービスの低調により減収となった。情報サービス事業としては増収増益となった。

収納代行サービス事業は、地方自治体を含む新規取引先の獲得が順調に推移した。また、スーパーマーケットやドラッグストアチェーン店舗向けの収納窓口サービスの導入店舗数も、一部翌連結会計年度に導入がずれ込んだ案件があるものの、ほぼ計画通りに増加した。また、当連結会計年度に計画していたシステム基盤の東濃データセンターへの移行は、予定通り完了した。

2018年12月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比8.8%増の365.00億円、営業利益が同0.9%増の13.10億円、経常利益が同0.6%増の13.45億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.7%増の8.43億円を見込んでいる。

《MW》

提供:フィスコ

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