SUMCOが一時15%高、300ミリウエハーが好調で17年12月期営業利益は3倍

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2018年2月7日 9時53分

SUMCO<3436>が急反騰し、一時、前日比415円(15.6%)高の3075円まで買われている。6日の取引終了後、17年12月期の連結決算を発表しており、売上高2606億2700万円(前の期比23.3%増)、営業利益420億8500万円(同3.0倍)、純利益270億1600万円(同4.1倍)と大幅増益だったことが好感されている。

スマートフォンの高機能化やデータセンター増強に伴う需要が活発で300ミリウエハーが好調に推移したほか、200ミリ以下の小口径ウエハーも自動車・産業・IoT向けが牽引し、春先以降は需給がひっ迫した。また、300ミリウエハーの値戻しが進んだことも寄与した。なお、期末配当は従来予想の16円から2円増額して18円とし、年間配当は28円(前の期10円)となる。

なお、同社では翌四半期の業績予想のみを発表しており、18年12月期第1四半期は、売上高790億円(前年同期比31.2%増)、営業利益190億円(同2.4倍)、純利益120億円(同3.3倍)を見込む。会社側では顧客の調達意欲は変わらず、全直径で強い需要が続くと予想。また、300ミリウエハーの値戻しが継続するほか、200ミリ、150ミリも本格的な値戻しが始まると想定している。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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