トラスト・テック---2Qも引き続き大幅増収増益、技術系領域の伸長が全体業績をけん引

材料
2018年2月9日 14時23分

トラスト・テック<2154>は9日、2018年6月期第2四半期(2017年7~12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比45.0%増の296.76億円、営業利益が同69.2%増の22.10億円、経常利益が同71.5%増の22.01億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同80.7%増の13.12億円となった。

技術系領域は、売上高が前年同期比29.4%増の160.69億円、セグメント利益が同60.6%増の20.74億円となった。乗用車が内外需ともに好調な輸送用機器を中心に、電気機器など当セグメントで比重の高い業種での社員配属が伸長した。

製造系領域は、売上高が前年同期比14.1%増の49.18億円、セグメント利益が同45.0%増の2.49億円となった。前期から引き続き輸送用機器及び機械機器各社からの人材需要が旺盛なことに加え、地元採用を中心とした採用活動の効率化や利益率の高い受注を獲得するなど、利益体質の維持強化を推し進めた。

海外領域は、売上高が前年同期比131.9%増の87.11億円、セグメント損失が0.69億円(前年同期は1.41億円のセグメント損失)となった。新たに株式を取得した英国の人材派遣会社を傘下に持つ1998 Holdings Limitedの業績が増収に貢献した。利益については、M&Aに伴うアドバイザリー費用等の一時費用を計上したことが影響した。

2018年6月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比49.9%増の645.00億円、営業利益が同35.1%増の43.50億円、経常利益が同36.5%増の43.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同39.8%増の26.90億円としている。

《TN》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.