児玉化学工業---3Q売上高微増、国内の自動車部品事業は、新規受注部品もあり好調

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2018年2月15日 17時52分

児玉化学工業<4222>は14日、2018年3月期第3四半期(2017年4-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比2.3%減の147.70億円、営業利益が0.74億円(前年同期は0.43億円の損失)、経常損失が2.05億円(同2.39億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が3.39億円(同2.46億円の損失)となった。

自動車部品事業の売上高は前年同期比0.0%増の81.15億円、セグメント利益は0百万円(前年同期は0.82億円の損失)となった。国内自動車部門は、中東向け乗用車部品及びトラック部品と新工法による自動車部品が 増 加 し 好 調 に 推 移 した。 し か し 、 海 外 自 動 車 部 門 は、 タ イ の ECHO AUTOPARTS(THAILAND) CO.,LTD.では経済の低迷が長引き軟調に推移し、さらにインドネシアのPT. ECHO ADVANCED TECHNOLOGY INDONESIAを連結子会社から持分法適用会社へ変更したことにより、売上高は減少した。

住宅設備・冷機部品事業の売上高は同3.7%減の59.29億円、セグメント利益は同32.7%減の2.45億円となった。国内住宅設備部門は、政府による各種住宅取得支援策により市場環境は改善しつつあったが、新設住宅需要の低迷及びリフォーム需要の受注減少により、売上高は減少した。また、海外冷機部品部門は、タイのTHAI KODAMA CO.,LTD及びベトナムのTHAI KODAMA (VIETNAM)CO.,LTD.では概ね順調に推移した。

エンターテイメント事業の売上高は同14.0%減の7.25億円、セグメント利益は同25.5%減の0.39億円となった。映像用ソフトパッケージの需要は減少したことにより、売上高は減少した。

2018年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比12.3%減の187.00億円、営業利益が2.50億円、経常利益が0.80億円、親会社株主に帰属する当期純利益が0.30億円とする期初計画を据え置いている。

《MW》

提供:フィスコ

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