【実況!決算説明会】スパークス・グループ<8739>---3Q決算(2017年4-12月期)(6/7)

材料
2018年2月16日 14時47分

このコンテンツは、スパークス・グループ<8739>の2018年3月期第3四半期(2017年4-12月期)の決算説明会の音声を文字に起こしたものです。なお、実際の説明会で使用された資料は、同社のウェブサイトをご覧下さい。7本に分けたコンテンツの6本目です。

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進行役:

では次の事業は実物資産です。

こちらはあまり大きな話がありませんので私からお話しておきますと、AUMは1,572億円に12月末時点でなり、10~12月の話題としましては、ブラウンフィールドファンドを11月から運用開始し、200億円でスタートしましたが、500億円まで増やすことを目指しているというのが実物資産のビジネスです。

不動産は特に新しいビジネスはございません。

続いて未来創生(ファンド)に参ります。

未来創生の件数は12月末時点で投資件数が42件、203億円まできたというところが新しく、投資先は日本が大体半分で、残りはアメリカとイスラエルと英国ということになっています。

次のスライドを見ますと、アメリカに駐在員事務所を作りましたので、ネットワークがますます強化されていくということになっています。

未来創生について一点だけ確認しておくと、これは203億円まで投資が進みましたので、1号ファンドの投資の終わりが見えるとともに次を考えるフェーズに入っていますか。

CEO阿部:

そうですね。

未来創生ファンド。ここにもありますが、トヨタ自動車、三井住友銀行というドリーム投資家のファンドで、投資家のお陰で、非常にユニークなファンドになると私は思っています。1号ファンドが2019年-2020年頃に大きく開花します。

進行役:

では最後に株主還元を見ておきましょう。

株主還元は冒頭お伝えしましたように、今期末7円で配当を予定しております。

最後に最近私どもはフェイスブックを通じた広報活動も行っています(https://www.facebook.com/SPARXGroup)ので、フェイスブック経路でお問い合わせをいただいておりますので、確認させてください。

帝国繊維の株主提案、私どもは自分たちのためだけでなく世の中のためと思ってやっていますが、やはりこれは本当に従業員のためだったり、社会のためになるのかというところが、まだまだご理解いただけず、よくわからないというご質問をいただいていますので、最後に社長の考え方を教えてください。

CEO阿部:

株式投資というのは、広く私達に影響を与えている株式の価値、国全体の財産なのです。その財産を作っているのは、一つ一つの会社です。一つ一つの会社1社1社で、私たちが働いている。その成長の配当を従業員として得ており、年金資金等、成長の果実を将来の私たちの生活のもととして使うわけですから、国民全体にとって株式市場がどうなるか、一つ一つの企業がどう成長していくということは、大いに関係があります。

さらに言えば、日本全体でいうとデフレが長く続いたということが一番大きいことです。

そのために、貯蓄が現金に大きく偏在しているのです。

日本の個人金融資産は1,800兆円です。私がスパークスを創業した1989年は900兆円と約30年で倍になっています。その1,800兆円のうち、保険等を除くと銀行預金が1,000兆円あるのです。

ですから、その銀行預金に1,000兆円を置いて、ほとんど金利がゼロの場合と、将来成長するであろう企業にその預金の一部を、事業を持つという気持ちで投資をしている投資家とでは、長い意味では大きな差ができると思います。

ただ、そういう直接株を持っておられない方でも、株式市場が上がるということ。

企業が配当をより多く出して効率的に資本を使うということは、私たちの国民の富を上昇させ、私たちの将来の生活に大きく影響を与えるということをしっかり見ていくことが大事だと思います。その一翼を担う会社でありたいと、日本の皆さんを代表して、会社としっかりお話をできるような立派な品格と人格を持った会社でありたいという気持ちを持ってこれからも頑張りますのでよろしくお願いします

(7/7)に続く

《FA》

提供:フィスコ

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