【実況!決算説明会】ユーザベース<3966>---2017年12月期決算(2017年1-12月期)(4/11)
このコンテンツは、ユーザベース<3966>の2017年12月期(2017年1-12月期)の決算説明会の音声を文字に起こしたものです。なお、実際の説明会で使用された資料は、同社のウェブサイトをご覧下さい。11本に分けたコンテンツの4本目です。
ここからは今年のテーマでもある、3つの新規事業についてご説明いたします。
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まず最初は、米国版のNewsPicksです。これは昨年11月にリリースいたしました。
米国版NewsPicksに関しましては、今年、ニューズピックス社から大きな投資をいたします。この投資はニューズピックス社からだけではなくて、Dow Jonesとともに同額を投資していきます。Dow Jonesも引き続き投資をしていくというのは、米国版NewsPicksに可能性を感じている意志の表れだと受け止めて言います。
なぜ可能性を感じているのか、というところで言いますと、NewsPicksはすでに日本で展開しておりまして、過去のすべての実績の数値があります。
どれくらいのユーザー継続率があれば、どれくらいのエンゲージメント率があれば、これは成功するのか、という一定の方程式のようなものが経験として社内にあります。
その方程式と照らし合わせてみたときに、リリース直後としては、悪くない数字がでているというところが現状ありまして、Dow Jonesとともに、引き続き投資をしていこうと考えております
2018年、2019年にNewsPicks米国版にしっかり投資をし、2020年にこの事業を収益化することを目指していきたいと考えております。
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2つ目は、昨年5月にリリースした、FORCAS事業です。
主に事業会社向けにB2Bマーケティング支援を提供するサービスになっておりまして、これまでSPEEDA日本事業を率いてきた佐久間がリードしてやっているのですが、順調な立ち上がりを見せております。
経営陣の意志としましても、SPEEDA、NewsPicksに次ぐ第3の売上の柱に育てていくと考えております。2018年はしっかり投資する年と位置付けて、アクセルを踏んでいきたいと思っております。
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最後が、昨年1月にM&Aしたentrepedia事業です。
M&Aしてから約1年が経ちまして、PMI(買収後の統合プロセス)は順調に進んでおります。SPEEDAとのクロスセルを中心に法人契約数が買収前の約3倍となっております。黒字化、損益分岐点もおそらく今年超えてくるだろうというところまできておりますので、このentrepedia事業も、近いうちに収益貢献してくるものになってくると考えております。2018年はさらに契約数を2017年度末から2倍にしていくということを考えております。
以上が、3つの新規事業になります。それを踏まえて、2018年の業績予想をご説明いたします。
(5/11)に続く
《FA》
提供:フィスコ