市場ニュース

2018年2月18日 9時30分
【市況】 【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ バフェット“賢者の流儀”、急落を勝機に!


「バフェット“賢者の流儀”、急落を勝機に!」

●市場は時々間違う

 私の大好きな投資名言に、「市場は時々間違う」がある。それはしょっちゅう起きるわけではなく、年に数回見られる。特に大きな変動が起きた時に間違うことが多いが、そんな時にそうなることは理論的にも納得できる。

 急変動、大変動下では投資家は冷静さを失い、正しい判断などは困難なので、狼狽したり、有頂天になったりして、何をしているのか自分でも分からぬままに行動してしまうからだ。

 2月5日から始まった今回の急落でも、それ(=市場は時々間違う)が見られることになるのではと、私は日経平均株価の推移を見守っていたが、同指標のその後の動きを見る限り、投資名言は正しかったと言えるのではないだろうか。

 この原稿を書いている時点では日米両市場とも明らかに浮上に転じており、安値での売りはやはりパニック売りだったことになるからだ。

 しかも、回復要因が興味深い。米国市場でウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハサウェイが、17年10-12月期にアップル株を買い増していたことが明らかになったのだ。

 それを知った市場がバークシャー・ハサウェイが買い増したのならば先高が見込めると、先日売ったばかりのアップル株を急いで買い戻したと見てよい。

●パニック売り鎮まり、押し目買いのチャンス

 ここまでは誰でも想像するだろうが、私の推測では、最近のアップル株の下落を見て、バークシャー・ハサウェイはさらに同社株を買い増したに違いない。もちろん、これは私の勝手な予測だが、同様の例が昨年も見られたからだ。

 ほぼ一年前の2月、バークシャーはアップルの株価が軟調なところで大量に買い増して市場を驚かせている。つまり、押し目で買ったのであり、そこでの買いは大成功だった。バフェット氏らしい、押し目買いであり、さすがバフェット氏と見上げる他はないほどの投資法として感動さえ覚えた。

 世にバフェットファンは多いが、私も含めてなかなか急落局面で新規に投資するのは容易ではない。

 しかし、それができるのがバフェット氏であり、その投資手法はやはり大いに参考にしたいものである。

 幸い、それを実行するのに、いまはグッドタイミングであり、ターゲットとなる銘柄も数多い。

 具体的には、好業績ながら市場急落に巻き込まれて下落したものの、底値をつけた可能性が高く、反発の兆しも見せ始めている銘柄を中心に注目したい。まずは原油先物高に支えられている化学株の中から日産化学工業 <4021> 、トクヤマ <4043> 、大陽日酸 <4091> を。

 非鉄金属では、大紀アルミニウム工業所 <5702> 、東邦亜鉛 <5707> 、DOWAホールディングス <5714> を。そして機械 の中からは、ツガミ <6101> 、東芝機械 <6104> 、牧野フライス製作所 <6135> 、ナブテスコ <6268> が魅力的だ。

 最後に航空機リースに強いジャパンインベストメントアドバイザー <7172> [東証M]を。

2018年2月16日 記

株探ニュース

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