クロス・マーケティングG--17/12期は売上高が4.9%増、リサーチ事業及びITソリューション事業ともに増収

材料
2018年2月19日 8時16分

クロス・マーケティンググループ<3675>は14日、2017年12月期(17年1~12月)連結決算を発表した。売上高が前期比4.9%増の167.58億円、営業利益が同45.9%減の7.27億円、経常利益が同52.9%減の5.97億円、親会社株主に帰属する当期純損失が7.03億円(前年同期は8.37億円の利益)となった。

リサーチ事業は、国内・海外の事業会社ともに、新規顧客開拓及び既存顧客の深耕を進め、総合的なマーケティングリサーチサービスの提供を行った。国内の事業会社は、今期働き方改革を進め、時間管理の徹底・生産性の向上を目指したが、想定していた生産性の向上が達成できなかったこともあり、国内のリサーチ事業の売上高は、概ね前年同期と同水準となった。しかしながら、海外リサーチ事業は、UKにおける大型案件の受注の影響もあり、売上高が前年同期を大きく上回る結果となり、リサーチ事業全体としては前年を上回る売上高となった。

ITソリューション事業は、主力であるクロス・コミュニケーションが堅調に推移するとともに、アウトソーシング業務を行っているクロス・プロップワークス、エンジニア派遣を行っているクロス・ジェイ・テックが順調に成長し、ITソリューション事業の売上高増加を牽引し、前年同期を上回る結果となった。

その他の事業は、「プロモーション事業」を行っている株式会社ディーアンドエムを中心にプロモーションサービスの販売・提供をしており、前第3四半期連結会計期間まで「Webマーケティング事業」を行っているUNCOVERTRUTHが連結に加わっていた影響を除くと、売上高は大幅に増加した。

2018年12月期通期業績については、売上高が前期比11.1%増の186.14億円、営業利益が同72.1%増の12.50億円、経常利益が同95.6%増の11.72億円、親会社株主に帰属する当期純利益が6.00億円を見込んでいる。

《TN》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.