ブラックロックが米国株に対する投資評価を引き上げ、工業品銘柄も強気に? サンワード貿易の松永氏(三井智映子)

経済
2018年2月20日 18時29分

皆様こんにちは、フィスコマーケットレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。今日はマーケット全体の展望についてのレポートをご紹介します。

グローバルに資産運用、リスク・マネジメント、アドバイザリー・サービスを提供している世界有数の資産運用会社のブラックロックをご存知ですか?金融界で「全能の神」「ウォール街の巨人」とも呼ばれているブラックロックが今後3カ月間の米国株に対する投資評価をニュートラルからオーバーウエイトに引き上げました。

レポートでは、『ブラックロックのストラジテストが米国株の投資判断を明らかなポジティブとするのは1年7か月ぶりとなります』と伝えており、『米企業の収益拡大に勢いがある。米税制改革や政府の歳出拡大案に伴うプラスの効果が企業収益拡大の原動力となる。2月初旬の株価急落によって、米国株のバリエーションは魅力が高まった。市場では、米税制改革や政府歳出案に伴うプラスの効果についてなお過小評価されていると確信している。現在の強気相場において、短期的にはバリュエーションよりも企業収益が焦点となる。経済の力強さは既に企業収益の勢いを変化させており、米税制改革や政府の歳出案はそうしたトレンドに火をつけることになるだろう』とブラックロックの分析を抜粋し紹介しています。

ブラックロックが米国株に対して強気な見方となるのは世界の金融市場にとってもポジティブですよね。

最後にレポートでは、『これからリスクオンの流れが再び強まることも考えられるので、原油や白金、天然ゴムといった工業品銘柄に対しては、しばらく強気な見方も一考ではないでしょうか』とまとめています。米国株とともに引き続き注視してまいりましょう。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の2月20日付の「マーケット全体の展望」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

三井智映子の「気になるレポート」は各種レポートを三井智映子の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子

《DM》

提供:フィスコ

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