タカショー---18/1期は営業利益が20.8%増、プロユース部門が順調で国内外で増収

材料
2018年3月9日 12時28分

タカショー<7590>は5日、2018年1月期連結決算を発表した。売上高が前期比1.5%増の174.89億円、営業利益が同20.8%増の6.07億円、経常利益が同77.3%増の5.71億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同50.0%増の2.28億円となった。

プロユース部門はインバンドにおけるホテル、商業施設等のコントラクト分野や住宅メーカーへのエクステリア商品が伸長した。エバーアートウッド・エバーバンブー・エバーアートボードの自社国内工場の生産力向上と共にエクステリア商品のパッケージ化も進め、特に別注対応ができる国内工場の強化と商品力が売上増加と利益増加に貢献した。

国内の売上高は、ホームユース部門では為替リスクの低減を目的に、一部の海外生産品において三国間取引していたものを当事者会社間の直接取引に変更したことにより減少したものの、プロユース部門ではアルミ製人工木「エバーアートウッド」を用いたエクステリア商品等の販売が順調に推移した。さらに、木、石、塗り壁、和風など様々な天然素材を再現したアルミ複合板「エバーアートボード」ならびに夜の庭を演出するローボルト(12ボルト・24ボルト)LEDライト等の照明機器の販売が順調に推移した結果、増収となった。

海外展開は、ホームユース部門における取扱商品の供給元を中国製造子会社に集約し原価コスト削減、生産性の向上を図るなか、販売子会社において大型ホームセンターとの新規口座開設や定番商品の投入、また為替リスクの低減を目的とした当事者会社間による直接取引への変更等の結果、増収となった。

2019年1月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比5.7%増の184.90億円、営業利益が同24.8%減の4.57億円、経常利益が同23.7%減の4.36億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同19.6%増の2.73億円を見込んでいる。

《MW》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.