東インキはしっかり、化成品事業の受注好調で18年3月期業績および配当予想を上方修正

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2018年3月13日 9時51分

東京インキ<4635>はしっかり。12日の取引終了後、18年3月期の連結業績予想について、売上高を445億円から450億円(前期比2.4%増)へ、営業利益を12億5000万円から14億5000万円(同22.8%増)へ、純利益を10億4000万円から11億円(同8.4%増)へ上方修正したことが好感されている。

化成品事業の受注が好調に推移していることに加えて、産業用機能性インクジェットインクが伸長したことなどが貢献する見通し。また、合成樹脂用着色剤で食品・日用品包装向け着色製品および機能製品、自動車向け着色製品が好調に推移したことや、加工品事業で新規に市場投入した「グランドセル」をはじめ、高付加価値品が堅調なことも寄与するという。

また、業績予想の修正に伴い、従来30円を予定していた18年3月期の期末配当を10円増額して40円にするとあわせて発表しており、これも好材料視されているようだ。昨年10月1日に10株につき1株の割合で株式併合を実施したが、前期実績に対して実質増配となる予定だ。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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