フィックスターズが大幅高で再度1万円大台乗せ、量子コンピューターに政策後押し
フィックスターズ<3687>が大幅高で1万円大台を回復。同社は金融機関向けなどを中心に顧客のシステムを高速化させるソフトを開発しているが、世界初の量子コンピューター商用化に成功したカナダのDウェーブ社と提携しており、同分野での成長期待が大きい。
経済産業省は次世代の計算技術を使って製薬や金融、物流分野で活躍できる人材育成に乗り出す方針にあり、世界的に開発競争が先鋭化している量子コンピューターでは次世代計算機のソフト開発に取り組む人材の確保が急務となるなか、18年度からこれを支援する方向にある。同社は3月末の株主を対象に1対5株の株式分割を実施するため、足もと権利取り狙いの買いが上げ足を助長する可能性がある。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)