神島化学工業が大幅反落、建材事業落ち込み第3四半期営業利益43%減
神島化学工業<4026>が大幅反落している。12日の取引終了後に発表した第3四半期累計(17年5月~18年1月)単独決算が、売上高162億6700万円(前年同期比4.1%減)、営業利益7億4100万円(同43.5%減)、純利益3億3800万円(同64.4%減)と大幅営業減益だったことが嫌気されている。
米国向けのマグネシウム製品をはじめ化成品事業は国内・海外ともに好調だったが、建材事業で住宅分野・非住宅分野ともに減収となったことが響いた。また、減価償却費などの固定費負担の増加や輸入燃料価格の上昇なども利益を圧迫した。
なお、18年4月期通期業績予想は、売上高218億5000万円(前期比3.4%減)、営業利益9億円(同37.2%減)、純利益4億7000万円(同55.3%減)の従来見通しを据え置いている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)