グリムス Research Memo(7):2018年3月期は初の中間配当を実施、通期は実質12.5円の増配を計画

特集
2018年3月19日 12時38分

■株主還元策

グリムス<3150>は株主還元策として配当を実施している。同社では、事業基盤を強化し企業価値を高めるため内部留保を充実させること、会社業績の動向に応じて株主へ成果を配分していくこと、これらを総合的に勘案した上で安定的に株主に利益還元することを利益配分に関する基本方針としている。2017年3月期には配当金をそれまでの年間15円から25円に引き上げた。2018年3月期は初の中間配当の実施を決定し、第2四半期末には1株当たり15円の配当を実施した。また、2017年9月30日を基準日として1対1.5株の株式分割を行うとともに、業績予想の上方修正に合わせて、期末配当予想を前回予想の10円から15円に引き上げた。この結果、通期の配当金は分割前換算では37.5円となり、前期より実質12.5円の増配となる。また、同社では株式市場から自己株式の取得を実施しており、需給の改善を図っている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)

《MW》

提供:フィスコ

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