NY株式:NYダウは116ドル高、原油高を好感

市況
2018年3月21日 7時31分

20日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は116.36ドル高の24727.27、ナスダックは20.06ポイント高の7364.30で取引を終了した。前日の株価下落を受けて買い戻しが優勢となったほか、原油相場の上昇が好感され、買いが先行。明日のFOMCでは利上げを確実視する向きが多いものの、会合終了後にパウエルFRB議長の初会見も予定されており、今後の追加利上げペースを見極めたいとの思惑から上値は限られた。セクター別では、小売や半導体・半導体製造装置が上昇する一方でメディアや電気通信サービスが下落した。

原油相場の上昇で、エネルギー会社のチェサピーク・エナジー(CHK)や原油精製のマラソン・ペトロリアム(MPC)などエネルギー銘柄が堅調推移。ソフトウェアのブラックベリー(BB)は、マイクロソフト(MSFT)との事業提携を発表し上昇。運輸・宅配のフェデックス(FDX)は、小売大手のウォルマート(WMT)の全米500店舗での営業所開設を発表し買われた。一方で、ソフトウェア大手のオラクル(ORCL)は、クラウド事業の成長鈍化を予想し下落。SNSのフェイスブック(FB)は、外部機関の情報漏洩問題が引き続き嫌気され軟調推移となった。

マーケット終了後に運輸・宅配のフェデックスが発表した12-2月期決算は、売上高、一株利益ともに予想を上振れ、時間外取引で上昇して推移している。

Horiko Capital Management LLC

《TM》

提供:フィスコ

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