キユーピーは年初来安値、第1四半期は増益も低進捗率を嫌気
キユーピー<2809>が急落し年初来安値を更新。3日取引終了後、18年11月期第1四半期の連結業績を発表し、売上高は1372億1200万円(前年同期比3.9%増)、営業利益は57億2500万円(同2.7%増)、純利益は32億4700万円(20.5%増)と増収増益だったが、営業利益の上期計画156億円に対する進捗率が36.7%と低かったことが嫌気されている。
中食市場向けのカット野菜や総菜が好調に推移したことに加え、付加価値品の伸長や不採算商品の見直しなどが進み増収増益だったものの、労務費などのコスト増が利益を圧迫した。
18年11月期通期の連結業績予想は、売上高5800億円(前期比3.3%増)、営業利益330億円(同5.6%増)、純利益186億円(同2.8%増)と、5期連続の営業最高益を見込む従来予想を据え置いている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)