明日の為替相場見通し=107円50銭台突破が焦点に
今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、107円50銭台を突破できるかが焦点となりそうだ。予想レンジは1ドル=107円00~108円00銭。
注目された日米首脳会談の共同記者会見では、トランプ米大統領から保護主義政策に関する踏み込んだ発言は無かった。これを受け、ドルは一時107円51銭まで上昇したが、その後は上値を押さえられる展開となった。こうしたなか、市場では107円50銭前後が上値抵抗線として再度意識されている。今晩は米新規失業保険申請件数のほか、米4月フィラデルフィア連銀製造業景気指数などの発表がある。イベント通過でどこまでリスクオン姿勢となれるかが焦点であり、NYダウの動向も市場参加者のセンチメントに影響しそうだ。クオールズ米連邦準備制度理事会(FRB)副議長の議会証言も予定されている。明日は日本では3月消費者物価指数(CPI)が発表される。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)