豪ドル週間見通し:もみ合いか、物価指標や資源価格の動向に注目

通貨
2018年4月21日 15時22分

■弱含み、米長期金利上昇を嫌気した豪ドル売り

先週の豪ドル・円は弱含み。豪準備銀行(中央銀行)の4月理事会議事要旨では「目先に政策変更する強固な理由はないとの見方で一致」とされ、利上げを急がないとの見方は継続した。3月雇用統計で正規雇用者数が減少したことや米長期金利の上昇を意識した豪ドル売り・米ドル買いが優勢となり、この影響で対円レートは週末前に82円台半ばまで売られる展開となった。取引レンジ:82円43銭-83円95銭。

■もみ合いか、物価指標や資源価格の動向に注目

今週の豪ドル・円はもみ合いか。豪準備銀行(中央銀行)は利上げを急がないとの見方が続くなか、1-3月期の消費者物価指数が材料になる。また、米国と中国との貿易摩擦問題に絡む資源価格の動向や、27日に予定される韓国と北朝鮮との南北首脳会談の行方も注目される。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント

・24日:1-3月期消費者物価指数(10-12月期:前年比+1.9%)

予想レンジ:81円00銭-84円00銭

《FA》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.