英ポンド週間見通し:もみ合いか、1-3月期GDPが有力な手掛かり材料に

通貨
2018年4月21日 15時23分

■対円レートは下落、5月利上げ観測後退

先週のポンド・円は下落。3月の消費者物価指数と小売売上高は市場予想を下回ったことから、5月利上げ観測は後退し、ポンド売りが優勢となった。アイルランドの製薬会社買収計画に絡んだポンド買いが観測されたが、対円レートは150円台後半まで下落する展開となった。取引レンジ:150円68銭-153円76銭。

■もみ合いか、1-3月期GDPが有力な手掛かり材料に

今週のポンド・円はもみあいか。27日の1-3月期国内総生産(GDP)が市場予想を下回った場合、5月利上げ観測は一段と後退し、ポンド売り優勢の展開となりそうだ。ただ、アイルランドの製薬会社シャイアーの買収協議は継続しており、まとまった規模のポンド買いが発生する可能性があることから、ポンドの対円レートは下げ渋る可能性がある。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント

・27日:1-3月期国内総生産速報値(前年比予想:+1.5%、10-12月期:+1.4%)

予想レンジ:149円00銭-153円00銭

《FA》

提供:フィスコ

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