カドカワが反落、ポータル事業の有料会員数想定下回り18年3月期は計画下振れ
カドカワ<9468>が続落している。26日の取引終了後、集計中の18年3月期連結業績について、売上高が従来予想の2120億円から2067億円(前の期比0.5%増)へ、営業利益が58億円から31億円(同63.2%減)へ、純利益が35億円から10億円(同82.7%減)へ下振れて着地したようだと発表しており、これが嫌気されている。
ポータル事業で有料会員数が期初の想定よりも減少していることに加えて、昨年10月に投入を予定していたスマートフォン向け新サービスが遅れていることが要因という。また、映像事業において、大型作品「空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎」「ナミヤ雑貨店の奇蹟」は好調に推移したものの、その他の実写映画が概ね興行収入計画を下回ったことも響いたとしている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)