<注目銘柄>=コシダカHD、カラオケ事業の収益改善で業績上振れか

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2018年5月2日 10時01分

コシダカホールディングス<2157>は、再び8000円台を目指す動きが期待できそうだ。

4月10日に発表した上期業績は、経常利益が38億6000万円(前年同期比18%増)だった。都市部への出店強化や店舗営業の効率化・適正化の促進などでカラオケ事業の収益が改善傾向にある点に注目。同事業のセグメント利益は前年同期は7.4%だったが、今上期は10.0%と2ケタを回復しており、これが業績を牽引している。

一方、フィットネスクラブの「カーブス」事業は、会員数は前期末からやや減少しているものの、通信販売の「プロテイン」定期購入の会員数が増加したことなどで、1会員当たりの売上高は前年同期比2割増加し堅調。同事業では今年3月に「カーブス」の世界総本部である米国カーブスグループを買収し子会社化しており、今後のれん償却費は上乗せされるものの、それを上回るロイヤルティーやマシン購入の支払い削減につながると予想される。

会社側では18年8月期通期経常利益を従来予想の73億600万円(前期比15%増)で据え置いているが、前述のカラオケ事業の収益改善などを考慮すると保守的とみられる。市場予想平均は同80億円弱であり、上振れを考慮すると、4月11日につけた年初来高値更新の可能性は高い。(仁)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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