話題株ピックアップ【夕刊】(2):ミズノ、三菱自、東海カ

注目
2018年5月10日 15時17分

■ミズノ <8022>  4,025円  +400 円 (+11.0%)  本日終値

9日に決算を発表。「今期経常は11%増益へ」が好感された。ミズノ <8022> が5月9日大引け後(15:00)に決算を発表。18年3月期の連結経常利益は前の期比5.3倍の81億円に急拡大し、19年3月期も前期比11.0%増の90億円に伸びる見通しとなった。

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■MCJ <6670>  1,618円  +157 円 (+10.8%)  本日終値

10日に発表した「MCJ、株式分割を発表」が買い材料視された。株式分割及び定款の一部変更並びに株主優待制度の実質拡充に関するお知らせ

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■三菱自動車工業 <7211>  858円  +74 円 (+9.4%)  本日終値

三菱自動車工業 <7211> が急反発。9日大引け後に発表した18年3月期の連結経常利益は前の期比12倍の1101億円に急拡大して着地。続く19年3月期も前期比13.5%増の1250億円に伸びる見通しとなったことが買い材料視された。前期は東南アジアや中国を中心に自動車販売台数が増加したうえ、車種構成の良化やコスト削減を進めたことも増益に貢献した。また、研究開発費の減少や燃費不正関連費用の解消も利益を押し上げた。今期もアジアなどで販売台数が伸びるほか、引き続き車種構成の良化、コスト削減の進展を見込み、連続増益を計画する。想定為替レートは1ドル=105円に設定した。併せて、今期の年間配当は前期比3円増の20円に増配する方針としたことも支援材料となった。

■三越伊勢丹 <3099>  1,322円  +113 円 (+9.4%)  本日終値

9日に決算を発表。「今期経常は10%増益へ」が好感された。三越伊勢丹ホールディングス <3099> が5月9日大引け後(15:00)に決算を発表。18年3月期の連結経常利益は前の期比0.3%減の273億円になったが、19年3月期は前期比9.8%増の300億円に伸びる見通しとなった。

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■ニチハ <7943>  4,780円  +375 円 (+8.5%)  本日終値

9日に決算を発表。「今期経常は3%増で3期連続最高益、前期配当増額も今期減配」が好感された。ニチハ <7943> が5月9日大引け後(15:00)に決算を発表。18年3月期の連結経常利益は前の期比5.2%増の137億円になり、19年3月期も前期比2.9%増の142億円に伸びを見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。4期連続増益になる。同時に、前期の年間配当を55円→61円(前の期は52円)に増額し、今期は前期比5円減の56円に減配する方針とした。

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■東海カーボン <5301>  1,729円  +126 円 (+7.9%)  本日終値

東海カーボン<5301>が大幅続伸。8日の決算発表で黒鉛電極の販売価格上昇などを背景に第1四半期(1~3月)は大幅増益となり、18年12月期の連結業績予想を増額修正したことを好感する買いが継続した。岩井コスモ証券は9日、同社株の投資判断「A」を継続するとともに、目標株価を2100円から2200円に引き上げた。第1四半期の営業利益は前年同期比7.2倍の127億8700万円と大幅増益となったことから、18年12月期の同利益は430億円から637億円(前期比5.5倍)へと大幅な上方修正を発表した。世界的な電炉鋼生産の増加で電極需要が拡大しており、この需給タイト状態は長期化するとみている。同証券では19年12月期の連結営業利益は今期予想比11%増の705億円を見込んでいる。

■ラック <3857>  1,521円  +107 円 (+7.6%)  本日終値

9日に決算を発表。「今期経常は9%増で2期ぶり最高益更新へ」が好感された。ラック <3857> [JQ] が5月9日大引け後(15:30)に決算を発表。18年3月期の連結経常利益は前の期比4.7%減の23.4億円になったが、19年3月期は前期比8.6%増の25.5億円に伸びを見込み、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。4期連続増収になる。

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■コロワイド <7616>  3,020円  +205 円 (+7.3%)  本日終値

9日に決算を発表。「今期税引き前は2.3倍増益へ」が好感された。コロワイド <7616> が5月9日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。18年3月期の連結税引き前利益は前の期比25.1%増の27.6億円に伸び、19年3月期も前期比2.3倍の62.6億円に急拡大する見通しとなった。

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■参天製薬 <4536>  1,926円  +122 円 (+6.8%)  本日終値

参天製薬<4536>が反発。9日取引終了後発表した19年3月期連結業績予想で、売上高2370億円(前期比5.4%増)、営業利益407億円(同5.2%増)、純利益304億円(同13.8%減)と営業増益を見込んでいることが好感された。主力の国内医療用医薬品事業は、薬価引き下げの影響を受け減益を見込むが、アジア、EMEA(ヨーロッパ、中東およびアフリカ)の海外事業が伸長し、利益を押し上げる。18年3月期連結業績は、売上高2249億4200万円(前の期比13.0%増)、営業利益386億9100万円(同19.1%増)、純利益352億4700万円(同62.2%増)だった。

■日清オイリオグループ <2602>  3,355円  +205 円 (+6.5%)  本日終値

9日に決算を発表。「今期経常は23%増で2期ぶり最高益、実質増配へ」が好感された。日清オイリオグループ <2602> が5月9日大引け後(15:00)に決算を発表。18年3月期の連結経常利益は前の期比10.2%減の92.7億円になったが、19年3月期は前期比22.9%増の114億円に拡大を見込み、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

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