日経平均は大幅続落、北朝鮮リスク背景に短期筋の売り/後場の投資戦略

市況
2018年5月23日 12時23分

日経平均 : 22712.38 (-247.96)

TOPIX  : 1798.03 (-11.54)

[後場の投資戦略]

市場では海外のヘッジファンドによる日経平均先物の売りが観測されている。日経平均は今週はじめ、約3カ月半ぶりに節目の23000円台を回復したが、その後は上値が重くこう着感を強めていただけに、短期筋の売りがかさんだものと思われる。6月12日に開催予定の米朝首脳会談だが、想定されたとおり主導権を巡る双方のサヤ当てが激しくなっている。堅調な企業業績に対する市場の見方に変化は窺えないが、米朝首脳会談までは手掛けづらさが意識されるなか、先物主導で振らされる場面が度々出てきそうだ。

新興市場でもマザーズ指数、日経ジャスダック平均が5日ぶりに反落している。マザーズ市場ではメタップス<6172>やALBERT<3906>といった直近の人気株が値を飛ばしており、個人投資家の中小型株に対する物色意欲は根強いと考えられる。しかし、北朝鮮リスクの高まりは個人投資家の手控えムードにつながりやすく、同国情勢には注意を払っておきたい。(小林大純)

《AK》

提供:フィスコ

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