外為サマリー:1ドル110円10銭前後へ下落、米国の対中追加関税措置を警戒
19日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=110円11銭前後と前日午後5時時点に比べ30銭強のドル安・円高で推移している。
前日のニューヨーク市場でドルは110円50銭前後で推移した。この日の東京市場に移ってからは、午前8時30分以降、急激なドル安・円高が進行。トランプ米大統領が中国に対し2000億ドル規模の中国製品に追加関税を課す可能性を示唆したことが警戒された。中国が500億ドル相当の米国製品に対して報復関税を課したことへの対抗措置としている。市場では米中貿易摩擦の激化を懸念したドル売りが先行している。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1634ドル前後と同0.0060ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=128円11銭前後と同20銭強のユーロ高・円安で推移している。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)