<動意株・19日>(大引け)=ビーマップ、マネックスグループ、AMBITIONなど

材料
2018年6月19日 15時07分

ビーマップ<4316>=一時ストップ高。市場では「大阪北部の大地震で交通網が麻痺したことから、災害時対応で交通関連アプリなどを手掛ける同社株に個人投資家などの短期資金が着目した。また、きょう急速人気化したアミューズメント施設などを手掛けるKeyHolder関連の一角としてはやす声もあるようだ」(国内ネット証券)としている。時価総額30億円台と小型で値運びが速く、株価は1000円近辺で底値もみ合い局面にあったことも値ごろ感からの追随買いを誘った。

マネックスグループ<8698>=反発。全体相場が波乱含みに下げるなかで、しぶとく売り物をこなし上値指向を維持している。ネット証券大手で資産運用ビジネスにも注力。一方で仮想通貨交換業者の「コインチェック」を買収し、仮想通貨分野にも積極参入し注目を集めた。18日までに業界団体「日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)」が自主規制ルール案をまとめたことが伝わっており、財務基盤の強い大手以外は淘汰される可能性も意識されている。同社は当然サバイバルレースに勝ち残ることが予想され、それを見込んだ買いを呼び込んでいる。

AMBITION<3300>=5日ぶり大幅反発。同社は18日の取引終了後、住宅宿泊事業法(民泊新法)施行後に、同社の民泊事業の予約率が上昇傾向にあると発表しており、業績への貢献を期待した買いが入っている。会社側によると、適法に運営してきた民泊の予約は、6月14日以前のオフシーズンの予約が50~60%だったのに対し、民泊新法施行日以後は80~90%以上の予約率に上昇しているという。なお、18年6月業績への影響は軽微としている。

KeyHolder<4712>=ストップ高。同社はアミューズメント施設運営のほか、パチスロ機器などのレンタルも行っている。18日取引終了後、秋元康氏の特別顧問就任が決定したことを発表。また、秋元康氏、Y&N Brothers(東京都千代田区)、A.M.Entertainment(東京都渋谷区)らとエンターテインメントコンテンツの企画・開発・制作事業を行う合弁会社を設立するほか、仮想ライブ空間「SHOWROOM」を運営するSHOWROOM(東京都渋谷区)と広告・プロモーション・企画などで業務提携することも発表しており、業容拡大に向けた積極的な動きを評価する買いを呼び込んでいる。

やまねメディカル<2144>=ストップ高。同社は18日の取引終了後、暗号通貨(高度な暗号技術を用いる仮想通貨)発行を伴う新事業をスタートさせ、成長第3ステージの主力事業に位置づけると発表しており、これを好材料視した買いが入っている。これに伴い同社では、暗号通貨推進室、暗号通貨研究室、全社横断的な暗号通貨事業推進会議を組成して社内体制を整備した。また同時に、金融庁と事前協議(事前審査を含む)を開始しており、新事業の詳細については金融庁との協議を踏まえた上で改めて発表するとした。

明治機械<6334>=一時ストップ高。同社は18日、17年11月に販売を開始した「接着架台工法(エスノンホール)」のコンセプトをもとに、東洋アルミニウム(大阪市)が販売する超軽量太陽電池パネル「HANE」モジュールの架台を共同開発すると発表。これが材料視されているようだ。HANEモジュールとエスノンホールを組み合せることで、今まで屋根荷重の懸念により設置をあきらめていた屋根への設置が可能になるほか、アンカーボルトの打設ができないスラブ厚の少ない屋根などにも対応できる接着工法を採用しているため、従来の施工方法では設置できない数多くの屋根への設置ができるようになる。なお、販売開始は18年内を予定し、中期的な事業規模として年間売上高10億円を目標としている。

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出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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