サイゼリヤは大幅8日続落、輸入食材価格高騰で第3四半期は20%営業減益
サイゼリヤ<7581>は大幅安で8日続落し、連日の年初来安値更新となっている。10日の取引終了後に発表した第3四半期累計(17年9月~18年5月)連結決算が、売上高1140億7600万円(前年同期比4.7%増)、営業利益64億2100万円(同20.1%減)、純利益40億2000万円(同27.2%減)と大幅減益となったことが嫌気されている。
既存店売上高は前年同期比0.6%減となったものの、継続的な新規出店効果で売上高は増収を確保した。ただ、円安による輸入食材価格の高騰に加えて、生産性の悪化による労務費の上昇などが利益を圧迫し減益を余儀なくされた。
なお、18年8月期通期業績予想は、売上高1565億円(前期比5.5%増)、営業利益96億円(同14.4%減)、純利益62億円(同17.3%減)の従来見通しを据え置いている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)