ソネットメディアが後場プラスに浮上、旧式ブラウザーを介した広告を自動的・効率的に抑制する技術を開発
ソネット・メディア・ネットワークス<6185>が後場プラスに転じている。この日、旧式ブラウザーを介した広告に対して、自動的・効率的に抑制する技術を開発したと発表しており、新技術を好感した買いが入っている。
これまで、クレジットカードの会員データを安全に取り扱うことを目的として策定されたセキュリティー基準として、PCIDSSが採用され、主に大手企業によるECサイトやWebサービスサイトは準拠したものとなっていた。現在、PCIDSSの最新版が提供され、旧式の暗号プロトコルの使用ができなくなるように求めているが、一部のインターネットユーザーが、旧式ブラウザーを継続利用した場合、旧式ブラウザー上で広告掲載サイトを表示が可能となる一方で、広告をクリックした先のランディングページが非表示となる可能性が指摘されているという。このような広告表示は、旧式ブラウザー利用者をPCIDSS準拠ランディングページに誘導してしまい、結果的に無駄な広告配信となるため、旧式ブラウザーへの広告配信自体の停止が望まれていたが、同社ではこれに対応し、ランディングページを表示することができないブラウザーへの広告配信を自動で抑制する技術を開発したとしている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)