明光ネットは大幅続落、春の入会生徒数が計画下回り18年8月期業績予想を下方修正
明光ネットワークジャパン<4668>は大幅続落し年初来安値を更新している。11日の取引終了後、18年8月期の連結業績予想について、売上高を204億1500万円から191億2000万円(前期比1.4%減)へ、営業利益を20億1100万円から12億8000万円(同51.1%減)へ、純利益を11億9100万円から7億3000万円(同64.3%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
主力の明光義塾事業で春の入会生徒数が低調だったことや、競争激化の影響で予備校事業の春の入学生徒数が計画を下回ったことが響いた。また、販売促進費の増加や、子会社である国際人材開発が運営する「JCLI日本語学校」の校舎移転に伴う原状回復工事や固定資産除却等の費用を見積り計上した特別損失の計上なども利益を押し下げた。
なお、同時に発表した第3四半期累計(17年9月~18年5月)決算は、売上高135億7300万円(前年同期比3.2%減)、営業利益6億6400万円(同61.9%減)、純利益2億7300万円(同81.3%減)だった。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)