中本パックスは25日・75日のGC接近、IT・工業材関連材料の需要拡大

材料
2018年7月25日 13時12分

食品包装材向けグラビア印刷などを軸にラミネート、コーティング事業も展開する中本パックス<7811>の株価は、6月12日に1695円の年初来安値をつけて以降、上昇基調を堅持しており、間もなく25日・75日の両移動平均線がゴールデンクロス(GC)を達成することから先高期待感が高まっている。

同社は13日、19年2月期第1四半期(3~5月)連結決算を発表した。売上高85億2000万円(前年同期比5.7%増)、経常利益4億6600万円(同24.6%増)、最終利益2億9900万円(同27.6%増)となった。

食品関連では、コンビニエンスストア向け薄物フィルムでの安定受注が寄与している。IT・工業材関連では、車載器・産業機器・センサーなど新たな用途の台頭が継続的な需要を呼び込み、堅調な自動車関連の内装材に加え、半導体・電子部品製造用の材料を中心に受注が堅調に推移した。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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