ジェイ・エス・ビー---高齢者住宅関西3施設、事業譲受。運営する高齢者住宅は全国13施設に
ジェイ・エス・ビー<3480>は1日、同社と100%出資子会社のグランユニライフケアサービス関西が、ピュアロージュ(本社:京都市)が運営するグループホーム(認知症対応型共同生活介護)及び介護付有料老人ホーム(地域密着型特定施設入居者生活介護)事業を譲り受ける事業譲渡契約を締結し、対象事業を譲り受けると発表した。
今回の事業譲受は、同社の中期経営計画にある「関西地区を中心に高齢者住宅事業において多様なニーズに応え良質なサービスを提供する」という方針に従い、競争力強化の目的から決定したという。譲渡を受ける施設は、滋賀県大津市に所在するグループホーム(認知症対応型共同生活介護)、京都市伏見区に所在するグループホーム(認知症対応型共同生活介護)、京都市右京区に所在する介護付有料老人ホーム(地域密着型特定施設入居者生活介護)計3施設である。
同社は、1976年の創業より、「学生マンション」という事業分野に特化し、現在においては業界トップクラスの事業規模に成長してきた。2011年には学生マンション事業で培ったノウハウを活かし、超高齢社会で供給が不足する高齢者住宅事業に参入。現在、全国20ヶ所の高齢者住宅紹介所にて高齢者住宅の企画開発とその運営を行い、全国で全10施設を運営している。
今回の事業譲受により同社運営住宅のラインナップにグループホームが加わり、全13施設を運営することになる。グループホームの運営ノウハウの吸収が、今後、ほかの運営施設においても更なるサービスの向上に繋がると同社では考えているという。
《SF》
提供:フィスコ