カブドットコム証券は小幅反発、アマゾン ウェブ サービス(AWS)を採用

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2018年8月7日 14時18分

カブドットコム証券<8703>は小幅反発。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>系の同社は、7日午前11時から都内で記者会見し、オープンイノベーション推進の一環としてアマゾン ウェブ サービス(AWS)の採用を決定したと発表した。これは、三菱UFJが目指すAPI(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)エコノミーの拡大を実現するための具体策だ。

カブドットコム証券の齋藤正勝社長は「創業以来、当社は証券取引システムを自社開発とし、その大部分をデータセンターからインターネット接続回線まで含め、自社で構築し運用することにより、そのメリットを最大化してきた。一方で、優秀な IT人材の獲得はより困難になり、サイバーセキュリティー観点でのシステムへの要請は日々高度化し続けている。今回のシステム刷新では、これら各種課題の解決を踏まえたアプローチとして、あらかじめAWSの採用を前提(クラウド・ファースト)とした上でのシステム開発・実装・運用の最適化を視野に、コスト比較の試算を実施した結果、モダンなクラウド環境では、認証・認可やキャッシュシステムなどの機能が部品化され、運用管理された上で(マネージドに)提供されていることから、実装に伴うコストやサイバーセキュリティーリスクへの対応コストが約2倍削減されることになる」としている。

※アマゾン ウェブ サービス(AWS)とは?

Amazon社内のビジネス課題を解決するために生まれたITインフラストラクチャのノウハウをもとに、2006年、アマゾン ウェブ サービス(AWS)はウェブサービスという形態で、企業を対象にITインフラストラクチャサービスの提供を開始した。

クラウドコンピューティングの主なメリットの一つは、必要な時に、必要なだけ、低価格でITリソースを提供することができること。クラウドを使用することで、企業はもはや数週間・数カ月も前から、サーバーや他のITインフラストラクチャを計画・調達する必要がなくなる。クラウドなら、即座に何百・何千ものサーバーを数分で起動し、迅速に結果を出すことができる。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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