翻訳センター---1Qは営業利益が37.3%増、翻訳事業の売上が堅調

材料
2018年8月9日 15時28分

翻訳センター<2483>は8日、2019年3月期第1四半期(18年4-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比19.2%増の28.86億円、営業利益が同37.3%増の1.69億円、経常利益が同37.1%増の1.72億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同40.2%増の1.34億円となった。

グループのコアビジネスである翻訳事業の売上が堅調であることに加え、メディア総合研究所が連結対象となったこと、また、コンベンション事業の売上高増加が寄与した。

セグメント別では、翻訳事業の売上高は前年同期比12.6%増の20.47億円となった。特許分野では特許事務所からの受注が好調に推移。医薬分野では、国内外の製薬会社から新薬申請資料案件を獲得、さらにCRO(医薬品開発受託機関)からの受注も増加した。工業・ローカライゼーション分野では、自動車関連企業との取引拡大、大手情報通信関連企業との安定した取引に加え、メディア総合研究所が連結対象に加わったことにより、売上高が増加。金融・法務分野では、企業の管理系部署との取引は順調な一方、金融機関からの受注は低調に推移した。

派遣事業は、語学スキルの高い人材を派遣する派遣事業において、求人が好調に推移。通訳事業は、医薬品関連企業、金融関連企業などからの受注は好調ながら、前年に獲得した大手情報通信関連企業のプロジェクト案件の反動減で減収となった。コンベンション事業は、「第8回太平洋・島サミット」などの国際会議案件や医学会案件などの受託・運営により、増収となった。その他のセグメントは、外国への特許出願に伴う明細書作成や出願手続きを行う外国出願支援サービスが好調に推移したことに加えて、メディア総合研究所のIT事業売上高が加わったことなどから、売上高が増加した。

2019年3月期通期については、売上高が前期比13.0%増の120.00億円、営業利益が同12.2%増の9.00億円、経常利益が同10.8%増の9.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同5.8%増の6.00億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.