TOKAIホールディングス-みんな電力との資本業務提携、顧客基盤を活かしブロックチェーンを活用した再エネ事業で新会社設立

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2018年8月13日 11時38分

TOKAIホールディングス<3167>は13日、みんな電力(本社:東京都世田谷区)が実施する第三者割当増資を引き受けるとともに、再生可能エネルギー事業分野参入に関する資本業務提携について合意したと発表。これを機に、再生可能エネルギー事業分野において、2019年4月よりグループ新会社による再エネ電力の販売や蓄電池販売・メンテナンスなど関連サービスの提供を開始する予定。

みんな電力は、創業より「生産者の顔が見える」電力小売りサービスというコンセプトのもと、全国各地より調達する再エネ電力を、独自の電力取引プラットフォーム上で販売するエネルギー・イノベーション・ベンチャー。電源由来の証明(どの電源の電力を購入したのかの証明)にも先進的に取り組んでおり、自社の電力取引プラットフォームにブロックチェーン技術を実装し、電源由来証明の発行や、個人・企業間での電力直接取引、電源価値の売買など、従来の電力販売では実現できなかった新たなサービスの提供にむけて取り組んでいる。

同社は、エネルギー(LPガス・都市ガス)、通信( インターネット)、CATV、宅配水をはじめ、様々な生活周りのインフラサービスを全国約300万件の個人の顧客に提供している。当該事業は、エネルギー、生活インフラ、地域密着サービス、月次課金モデルといった観点から同社グループの事業ポートフォリオとも親和性が高く、この資本業務提携により、みんな電力の業界最高レベルの再エネ比率の電力を活用し、グループの既存の個人ユーザーおよびCSRに積極的な法人ユーザー向けに再エネ比率の高い電力を供給し、同社のブランド価値を高めていく考え。

加えて、この取り組みモデルを、同社の現中期経営計画Innovation Plan 2020 “JUMP”で進めている他事業者とのアライアンス施策として、全国のガス事業者やCATV事業者にも積極的に展開していくとしている。

《SF》

提供:フィスコ

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