東京綱が後場急落、スチールコード事業の収益悪化で19年3月期業績予想を下方修正

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2018年8月13日 13時16分

東京製綱<5981>が後場急落し年初来安値を更新。午後1時ごろ、19年3月期の連結業績予想について、売上高を710億円から690億円(前期比8.6%増)へ、営業利益を42億円から34億円(同9.9%増)へ、最終利益を29億円から23億円(同8.8%減)へ下方修正したことが嫌気されている。

中国政府が5月に発表した太陽光発電設備に関する支援策などの見直しに伴い太陽電池市場が軟調となった影響を受けて、太陽光発電向けシリコンウェハー切断用細物ワイヤの販売が足もとで大きく減少し、スチールコード事業の収益が前回予想を下回る見込みとなったことが要因としている。

なお、同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高143億1200万円(前年同期比0.3%増)、営業利益2800万円(同93.6%減)、最終損益5500万円の赤字(前年同期3億2700万円の黒字)だった。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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