豪ドル週間見通し:伸び悩みか、8月理事会議事要旨などに注目

通貨
2018年8月18日 14時50分

■やや弱含み、雇用改善が下支え

先週の豪ドル・円はやや弱含み。トルコリラなどの新興国通貨の下落や中国人民元相場の軟調地合いを嫌気した豪ドル売りが観測された。上海総合指数の下落も嫌気されたようだ。一方、16日発表の7月失業率は低下し、正規雇用は増加したことが好感され、週末前は豪ドルを買い戻す動きがみられた。取引レンジ:79円71銭-80円97銭。

■伸び悩みか、8月理事会議事要旨などに注目

今週の豪ドル・円は伸び悩みか。トルコや中国の通貨、株価、経済の先行き不透明感が引き続き豪ドルへの売り圧力になる。豪準備銀行(中央銀行)のロウ総裁の講演や8月理事会議事要旨の発表が材料になるが、議事要旨では利上げを急がない姿勢が再確認されるとみられており、豪ドルは伸び悩む可能性がある。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント

・21日:ロウ豪準備銀行総裁講演

・21日:豪準備銀行の8月理事会議事要旨

予想レンジ:79円50銭-81円50銭

《FA》

提供:フィスコ

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