21日の中国本土市場概況:上海総合1.3%高で続伸、上海50A指数は1.8%上昇

市況
2018年8月21日 17時03分

21日の中国本土市場は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比35.36ポイント(1.31%)高の2733.83ポイントと続伸した。上海A株指数も上昇し、37.06ポイント(1.31%)高の2862.94ポイントで取引を終えている。

下値不安が後退する流れ。現地メディアは20日、「証券当局が同日午前に、証券アナリストらと意見交換した」と報道した。また、一部外電は「国家隊(政府系ファンド)が20日に買い支え介入した」と伝えている。当局の相場下支えスタンスが意識されるなか、投資家の買い安心感が強まる状況だ。上海市場の代表銘柄で構成される「上海50A株指数」は、1.8%高と他の指数をアウトパフォームしている。

業種別では、時価総額上位の保険がしっかり。中国平安保険(601318/SH)が2.8%高、中国人寿保険(601628/SH)が1.6%高で引けた。ゼネコンや素材などインフラ関連株も高い。中国鉄建(601186/SH)が5.8%、中国アルミ(601600/SH)が4.3%、華新水泥(900933/SH)が3.6%ずつ上昇した。消費関連株、医薬株、不動産株、ハイテク株なども買われる。元相場の下げ止まりを好感し、空運株や紙・パルプ株も物色が続いた。

外貨建てB株の相場も値上がり。上海B株指数が2.89ポイント(1.02%)高の286.24ポイント、深センB株指数が11.26ポイント(1.14%)高の1001.09ポイントで終了した。

【亜州IR】

《FA》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.