東洋紡は3日続伸、中国で臨床検査装置の販売を開始
東洋紡<3101>は3日続伸。この日、中国の国家薬品監督管理局(SDA)に、全自動遺伝子解析装置「GENECUBE」および尿中有形成分分析装置「USCANNER(E)」の登録を完了し、中国国内の医療機関で診断に用いる臨床検査装置として販売を開始したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。
生体試料の遺伝子検査を自動的に行う「GENECUBE」と、腎臓や泌尿器疾患の診断の際に尿中の赤血球や白血球などの有形成分を分析する「USCANNER(E)」は、中国で医療水準向上の取り組みが加速し、今後、臨床検査装置の重要性がますます高まることが予想されることから、中国市場への投入を決定したもの。同社では19年3月期には両機器を合わせて数億円規模の売り上げを見込んでいるとしている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)