昭和電工は反発、次亜塩素酸ソーダの国内販売価格引き上げで顧客との交渉開始
昭和電工<4004>は反発している。この日、次亜塩素酸ソーダの国内販売価格を引き上げることを決定し、顧客との交渉を開始すると発表しており、同事業の採算性向上を期待した買いが入っている。
値上げ幅は1キログラム当たり6円以上で、10月1日納入分からの適用を目指す。次亜塩素酸ソーダは、水道水・プールの殺菌消毒や紙・パルプの漂白などに使用されている工業薬品。同社によると、原料価格、エネルギー・電力コストの上昇で長期にわたり厳しい状況が続いているほか、物流面でも人件費・燃料価格上昇により収益が悪化していることから、自助努力によるコスト削減に加えて、値上げが必要と判断したとしている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)