村田製など電子部品株が軒並み高、ヘッジ売りの巻き戻し

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2018年8月27日 14時06分

村田製作所<6981>が800円超える上昇をみせ1万9000円大台を回復したほか、太陽誘電<6976>やローム<6963>など値がさの電子部品株の上昇が際立っている。米中貿易戦争の余波で前週23日から米中両国はお互いに160億ドル分の輸入品に対し25%の追加関税を発動した。貿易戦争の様相を呈すなか、日本でも自動車や半導体、電子部品セクターなど輸出ウエートの高い業種は影響を受けやすく、実需の買いが入りにくいなかで、追加関税発動に先回りして中国・上海株下落などに連鎖したショック安に備えるヘッジ売りが電子部品株にも出ていた。「しかし米株の持続的な上昇と上海株の下げ止まりで状況はネガティブなシナリオを大きく外れた。前週来、その買い戻しが顕在化している」(国内準大手証券)と指摘されている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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