ナトコが急落、原材料価格高騰などで第3四半期は減益着地

材料
2018年9月3日 14時21分

ナトコ<4627>が急落している。8月31日の取引終了後に発表した第3四半期累計(17年11月~18年7月)連結決算が、売上高123億4700万円(前年同期比7.0%増)、営業利益10億300万円(同2.0%減)、純利益6億8400万円(同5.3%減)となり、上期の増益から一転して減益着地したことが嫌気されている。

主力の塗料事業で作業性を考慮したエポキシプライマーや工作機械向け塗料「スーパーワン」の拡販に加えて、中国やフィリピンで販売が増加したことにより売上高は伸長したが、原材料価格の高騰の影響や人民元安による為替差損の計上などが利益を圧迫した。

なお、18年10月期通期業績予想は、売上高166億円(前期比5.0%増)、営業利益15億円(同2.6%増)、純利益10億2000万円(同6.1%減)の従来見通しを据え置いている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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